エリオット波動理論では波動の主な習性が
『ルール』と『ガイドライン』としてまとめられています
ルールとは波動形成上ほぼ守られる基本原則であるのに対し
ガイドラインとはそうなることの多い習性の事です
波動のカウントやシナリオを考える時に
参考にします
この記事ではそんなガイドラインの中でも
重要だと思ったことをピックアップして解説します!
今回は波の延長という項目について解説します
それでは参ります!
なお
この記事はこちらの書籍とサイトを参考にして執筆しています
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波の延長とは
波の延長(エクステンション)とは
その名の通り波動が延長する習性のことで
インパルスの副次波のアクション波の
どれか1つが延長します(延長しないこともある)
副次波とは1つの波を構成する一回り小さな波のことです
インパルスノフクジハノアクションハ?
なんだこの呪文
インパルスの副次波のアクション波ね!
まぁ簡単に言えば1波3波5波のことだよ
この中のどれかが延長することがしばしば観測されるみたい
なるほどね!
因みにこの記事を読む前にこちらの記事を読んでいただくとよりわかりやすいんじゃないかと思います!
![](https://gyamburu-toredo.com/wp-content/uploads/2022/06/53e63834ee9da58b3e34254a747f74b3-1-320x180.png)
延長というのは
その波が他の2つのアクション波に比べてかなり大きくなる現象です
基本的に延長は1つの波だけで起こると言われていますが
実際には2つのアクション波が延長するケースもあるようですが
確率で言えば1つの波だけ延長することが多いのです
もっとも延長しやすいのが3波です
![](https://gyamburu-toredo.com/wp-content/uploads/2022/06/b0f7890e1bdba24e97c460224040a7b5-683x1024.png)
また3波が延長するとその副次波の3波(上図3の波)がさらに延長するケースもあり
最もトレードチャンスが得やすい波として
一部の人の間ではサード・オブ・サードと呼ばれ
特別視されています
また延長とは逆にインパルス5波ではフェイラーという
本来超えるべき3波終点を超えることができない現象
が起きることがあります
フェイラーが起こりやすい時
フェイラーが起こりやすい時は
3波が延長するなど大きな値幅になった後の5波です
ただし実際はそれが5波でフェイラーとして完成したのか
5波の副次波の1波が完成したに過ぎないのか
判断するのは難しいです
しかし3波が延長するなどで大きな波になったときは
フェイラーする可能性を想定しておくといいでしょう
下図のアを割り込んだら5波がフェイラーとほぼ確定と判断
![](https://gyamburu-toredo.com/wp-content/uploads/2022/06/5c2746bb79db661206f92315e4e08d3f-683x1024.png)
さいごに
ここまで読んでくださってありがとうございます!
今回は波の延長について解説してみました!
ただし波の延長やフェイラーはインパルスだけではなく
修正波にもみられる現象でこの記事ではわかりやすくするために説明を省きました
より詳しく知りたい方は今回の記事作成の参考にしている
こちらの本を手に取ってみてください!
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