この記事は心理学とFXを掛け合わせたシリーズ企画です
こちらの記事でも書きましたが
FXのリアルトレードで勝つためにはメンタルを鍛える必要があります
なぜなら多くのトレーダーの敗因は
自滅
だからです
人間にはどうしても逆らえない本能的な心の動きがありトレードに悪影響を及ぼします
そこで人間が陥ってしまう心の動きを知ってもらうことで
あなたのFXライフをよりよくする手助けになればと考えています
今回は少数の法則編です
少数の法則とは
少数の法則とは
少ないサンプルや試行回数によって得られた統計的なデータを無意識のうちに正しいと思い込んでしまうことです
試行回数が少ないとその結果は信頼性が低いものです
例えば10打席で打率3割の人と1000打席で打率3割の人
どちらをチャンスの場面で起用したいですか?
もちろん後者ですよね?
10回試した結果と1000回試した結果では
1000回試した結果の方が信頼性が高いのは明らかです
これは大数の法則からも言えます
大数の法則とは試行回数を重ねるほど真の確率に収束することを指します
簡単に言えばコイントスを10回して仮に表しか出なかった場合でも
1000回、5000回と試行回数を増やすことで50%に近付くというものです
理屈ではわかっていても無意識に少ないサンプルのデータを正しいと思い込んでしまうのが少数の法則の怖いところです
デメリット
デメリットはかなり多岐にわたります
- 爆益系のEAや商材屋に騙される
- 確率の罠にハマり自己分析ミス
トレード以外にも悪影響が出てしまうのが特徴
SNSで『勝率90%のEAです!』みたいなものを一度は目にしたことがあると思います
一見凄そうに感じてしまいますが、それが少数の法則の罠です
分母が示されていないデータには何の価値もありません
自己分析でも『この手法は勝率が悪い』と判断したものがあったとして
試行回数が少ないと、たまたま連敗しただけの可能性もあります
少数の法則を知らないとこのような勘違いをしてしまいます
対策
対策としては
- データは分母を必ず確認する
- すぐに判断せずある程度の期間続けてみる
データを参考にするときは母数をしっかり確認して
自分でデータを取る時も母数を増やして正確なデータで判断するようにしましょう
さいごに
ここまで読んでくださってありがとうございました!
FXは期待値の高いエントリーをし続けることができれば勝てます
それにはどれだけメンタルを安定させることができるかが重要です
この記事がFXにおいてあなたのメンタルを安定させる一助になれば幸いです
記事を読んでみて
わかりづらい
気になった
詳しく知りたい
等ありましたらお気軽にコメントしていただけると嬉しいです!
ご意見を記事作成の参考にさせていただきます!
TwitterのDMなどでも構いませんのでいつでもお気軽にお願いします!
全て返信させていただきます!